1月8日
最終日は、もうあまり書くことは無い。朝6時前に起床し、慌しくバスに乗って早朝から部分的に渋滞する貴州の街中を抜け空港へ向かう。7時半ごろには空港に到着し、チェックインを行う。装備重量はみやげ物をもらったこともありかなり増えている。しかし、オーバエクセスを取られることは無かった。
中国側メンバーとの別れを告げ、制限エリアに入り8時40分発の飛行機に乗り込んだ。離陸してしばらくしてから1週間あまりぶりの太陽を久しぶりに拝むことができた。広州には10時過ぎに到着し、5時間ほどの乗り換え時間をつぶすこととなる。
貴陽では朝飯を食べる暇が無かったので、チェックイン可能になるまでの間、食事をとることにした。安く行くか、最後だからと広州料理を堪能するかとの議論の末、空港でもっとも高そうなレストランへ行くこととなった。
中国滞在中、我々はほとんど中国語を必要とする機会が無く、英語での会話がほとんどであったし、食事にしても中国側メンバーが注文してくれていたと言うこともあり、ここに来て初めて料理のメニューを見たと言ってもよい状態である。往路の広州でも麺を食べたけれども、基本的に麺で具が海鮮なのか肉なのかと言うぐらいの判断で済んだ注文であったのに対して、このレストランのメニューはなかなか難解であった。
まあそれでも、なんとか注文を行った。いくつかは思ったものと違うものが出てきたようなきもするが、まあ貴州と違って辛くない中華料理は腹に優しい。
食事後、チェックインを行う。このとき、自分の荷物の重量を始めて知ったが、実に34キロほどであった。特典無料航空券の関係で成田へ帰る10人中2人は別のチェックインであったけれど、二人で70キロほどと本来の制限である40キロを大幅にオーバーしていた。しかし、往路がビジネスだったのが良かったのか特典航空券だからなのかは判らないが、今回は特別ですよと言う感じでオーバーエクセスを取られることは無かった。ありがとう全日空。考えてみれば私はこれまで一度もオーバーエクセスを取られたことが無い。無料にしてくれと交渉したこともない。たいてい預け30キロ、機内持ち込み10キロなのだけれど、運が良いのだろうか。それとも顔が怖いのか?
それはともかく、残りの8人はと言うと、皆まじめに荷物を機内持ち込みにしていたようで20キロをやや超えるぐらいだったらしく、オーバーエクセスを取られるような状態では無かった。ただし、その後セキュリティチェックで酒が駄目だったり、土産にもらった貴州務川特産のユリの粉が麻薬ではないかとチェックされたりと引っかかる人々は何人もいたようだ。後日談ではあるが、福岡経由で帰った一人は別室送りになったらしい。
まあ、そんなこんなでチェックイン後はみやげ物を買ったりしながら機上の人となり成田に帰り着き解散となった。
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