ファンケイビング
先日、久しぶりにファンケイビングに行ってきた。ケイビングを行って楽しむことを目的とするファンケイビングはあまりやらないのだけれども、所属クラブに新人が加入したこともあって、行くことにしたものだ。
洞窟が関東近県にあるので日帰り活動で朝集合し、現地に向かう。しかし、現地までの山道で、その新人さんが車に酔ってしまった。何度も休憩しながら少しずつ前進するも、ついに目的地の手前10kmほどでギブアップ宣言。車2台で行っていたので、一台は引き返し、残りの一台で主役なしに洞窟に向かうこととなった。一応、あと少しのところまで来たし、入洞経験のない人もいたし、渉外済みと言うこともあったので、全員で引き返すと言う事にはならなかった。
快く入洞許可を出していただいた地主さんに手土産を持って挨拶に行った後、洞窟に向かう。洞窟は道路のすぐ近くに位置しているのでとてもアクセスしやすい。その反面、許可を取らずに入洞してしまう人も多いようである。所有者の知らない残置物などが結構あるようだ。
洞窟自体は岩壁に沿って立体的に発達しており、横穴と言うよりは縦横複合であり、横穴移動よりもチムニーで移動する方が多いのではないかと言う感じである。それだけに初心者だけのグループでの探検はやや厳しいだろう。
洞窟の中には多少の鍾乳石があるもののこれといって特長的なものは無かったが、地表とあまり離れていないと言うこともあって樹根が見られた。しかも、この樹根。フローストーンの内側から生えていて半ば炭酸カルシウムに覆われていた。
入洞が何度も休憩した関係や、朝の集合が遅れたこともあり全体的に時間が押してしまったが、さすがに関東近県と言うことで時間の余裕がある。出洞後は近隣の温泉に使った後、帰郷した。
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