« 忘年会 | トップページ | Firefly3 »

2007年12月17日 (月)

白蓮洞

Img_0001_2  12月第2週は、岩手に行ってきた。先月、歓迎会をおこなってもらった洞窟である。目的は写真撮影と、仕事で来日した英国人ケイバーの接待ケイビングである。また、日本に在住しているドイツ人も合わせて案内した。
 金曜深夜に東京を出て、現地には朝9時ごろに到着した。Sumi_0001一服した後、仮眠を12時半まで取って、電車でやってくる英国人ケイバーを駅まで迎えに行った。駅前洞窟だけあって、駅まで歩いて数分の距離である。時間調整を行ったのち、14時ごろに白蓮洞と呼ばれている観光洞に入る。いくつか見所がある穴であるが、一番メジャーな最北端を目指す。Sumi_0002この穴に最後に入ったのは5年ほど前であったこともあり、途中2回ルートを一瞬間違え ながらも、16時頃に最北端と呼ばれる箇所に到達した。冬季ということもあるのか、洞窟内の水が少なく、前に来たときには匍匐前進しなければならない場所に溜まっていた水などもなく快適に到達できた。Img_0002_2_2しかし、この最北端に入るためには、一応水面はなくなったものの、まだまだどろどろのとても狭い箇所を通らねばならない。クラブの後輩が突っ込み、通過するとその水分の多くを吸い取ってくれたがまだいくらか残っている。次に英国人ケイバーが突っ込むも胸が使えて通過できない。Img_0003_2 私は通過できると思うが、ひよってあきらめる。ドイツ人ケイバーは、はるか昔に狭洞部で断念し引き返している。というわけで、最北端に入ったのは一人だけである。
 このあたりでは、洞窟のすぐ近く・・・といっても10mほどだろうか。そのあたりを鉄道のトンネルが横切っていて、人は通れないものの風の流れと列車の通過音が聞こえるのだ。あらかじめ時刻表を調べ列車の通過時刻を把握していたので、到着後10分ほどで列車の通過音を5秒ほど聞くことができた。最北端ではもっと長いこと、列車の音が聞こえるようだ。
 その後、引き返してとっとと16時頃には出洞し、一休みの後、19時に滝観洞に入洞した。いったん、つなぎを脱いですぐに着直すというのはなかなか勇気が必要だ。

 

|

« 忘年会 | トップページ | Firefly3 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 白蓮洞:

« 忘年会 | トップページ | Firefly3 »