韓国ケイバー
先日の日曜日、韓国から来たケイバーと飲む機会があった。数年前、平尾台でのイベントに合わせて韓国から20人ほどの人がやってきたことがあり、その際に秋吉台で4日間ほど洞窟に案内し、そのまま平尾台に連れて行ったときに来ていた人だ。
韓国のケイバーとは、そこそこの交流がある。私自身の経験で言えば、1990年代に一度韓国を訪れ、渉外の関係でかなり入洞困難な穴に入れてもらったことがある。そのうちのひとつの洞窟は、現在はもう入れないと言うような話を聞いている。ただ、そのとき折衝の窓口になってくれた韓国ケイバーが、その後洞窟での事故で亡くなられてしまったこともあり、しばらく疎遠になっていた。
しかし、2002年のサムチョク市で行われた、CaveExpに行った際に再び交流するようになっていた。そして、前述の平尾台に20人規模でやってきたあと、私は行けなかったが日本からも10人弱だったかが韓国を訪れている。それ以外にも数人規模であれば、何度か行き来があるしブラジルやギリシャ、ベルギーなどUIS関係の会議の際にも会うこともあったし、仕事や洞窟とは関係なく観光のために日本を訪れた韓国ケイバーと飲む機会も多い。
今回は、観光というか、日本の研究所で働いている奥さんに会いに来たついでという形での飲み会であった。まあ限られた時間ではあったけれど、こうしたちょっとした機会にでも交流を持つのは良いことだと思う。本当は互いに気楽に行き来しながらケイビングできるようになればよいのだけれども、やはり壁はある。もっとも、南大東島や沖永良部に行くよりはお金も時間もかからないのであるけれども。
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